あらすじ
人類の大半がウイルスによって絶滅した近未来のニューヨーク。科学者ロバート・ネビル(ウィル・スミス)は愛犬サムと共に、ただ一人この街で生き残っていました。昼は食料や物資を探し、夜は感染者に備えて家に立てこもる日々。彼は治療法を見つけようと研究を続けますが、極限の孤独と恐怖が彼を追い詰めていきます。
感想(ほんの少しネタバレ)
この映画は、小3長男と鑑賞。小2女子は怖かったようです。。中1の姉はテスト勉強中でスルーされました
きっかけはYouTubeショート。映画のあらすじが流れてきて「懐かしい!もう一度観たい!」と気になりすぎて、長男を誘いAmazonプライムですぐ再生しました。
荒廃したニューヨークの描写は圧倒的で、最初から引き込まれました。そして何より心を打たれたのは、ネビルの責任感と家族への愛。彼は科学者として「人類を救う」という使命を背負いつつも、心の奥には亡くした家族への想いが常にある。その想いが彼を孤独の中でも前に進ませているのだと感じました。
そして愛犬サムとの絆。相棒であり家族であり、生きる理由そのもの。ふたりの温かい日常シーンはほほえましいのに、危うくなる場面では胸が締めつけられました。ホラー要素もあって、暗闇から感染者が現れるシーンには思わず身構えて叫びそうになりましたが(長男は目をつぶってしまうシーンも)それ以上に私は人間ドラマとしての深みを強く感じました。

ゾンビが怖くてビックリしたー!!
サムはゾンビにならないでほしかった。
この映画が教えてくれたこと
『アイ・アム・レジェンド』は、極限の孤独の中でも希望を失わずに生きることの大切さを教えてくれます。そして「守りたい存在がいるからこそ人は強くなれる」ということ。ネビルの行動の根底には、家族に対する愛と科学者としての責任感がありました。大切なものを失ったとしても、その記憶や想いが生きる力に変わる。そう強く感じさせられる映画でした。
まとめ
『アイ・アム・レジェンド』はただのサバイバル映画ではなく、孤独・責任感・愛・希望を深く描いたヒューマンドラマ。ウィル・スミスの演技は圧巻で、観ているこちらまで孤独と緊張感を共有しているような気持ちになります。
久しぶりに観たけれど、やっぱり名作。YouTubeショートで思い出して観た自分を褒めたいくらいでした。Amazonプライムで配信中なので、まだ観ていない方はぜひチェックしてみてください。